千歳屋本店の歴史こだわり
千歳屋本店は明治16年に開業致しました。
曾曾祖父、初代(水野慶十郎)は、長野市の千歳町にて、飴屋で修業を行い、千歳屋本店の名前を頂き飴屋として開業したのが千歳屋本店の始まりでした。
曾祖父2代目(水野国次)は、飴からお饅頭などの和菓子をはじめとしたお菓子を作りに時代と主に変わりました。
戦後、祖父3代目(水野渡次)が今の千歳屋本店の流れとなる和菓子、洋菓子、パンなどの商品を作成して、自転車などで、遠い距離の営業を行っていたそうです。
父4代目(水野廣志)が新しい風となるべく、洋菓子に発展をかけ、店舗として篠ノ井に店舗を移転いたしました。
4代目の銘菓は祖父の名義で登録されておりますが、千曲川船橋、だっくわーずとなります。
当代5代目に受け継がれる歴史と新しい取り組み
当代5代目(水野一平) 日本菓子専門学校の、和菓子科、洋菓子科を卒業後、和菓子の職人として東京でお菓子を学び、和と洋を掛け合わせるお菓子を作成しています。
当店のこだわりは、和の食材を使い和と洋の良いところを合わせたお菓子を作っております。
砂糖は風味を強くしたいため、和糖(和三盆糖、琉球黒糖など)を使い、小豆は北海道産ホクレンの雅、小麦粉は信州産(唐木田製粉製)、油脂はマーガリンでなくバターを使用しております。
また、地元農家より直接的なフルーツの買い付けなどをしており、自信とこだわりのある商品にはマルカノイチの焼き印をおしております。
マルカノイチの焼き印は、祖父の代に使用していた焼き印ですが、マルカノイチは商印で、これでチトセヤと言う意味だそうで、5代目より復活させた物となります。
商品選びにお困りになりましたら、マルカノイチの焼き印を目印にご購入下さい。
千歳屋本店とパステリー27との関係性
パステリー27は当代の弟がフランスで修業後、洋菓子店として開いているお店です。
一時は、千歳屋本店で5代目をする予定でしたが、別事業として株式会社 千歳屋本店として営業しております。
当店でも、27の商品の一部を取り扱っており、兄弟で監修の元製作されるお菓子も今後発売していきますのでお楽しみ頂ければ嬉しく思います。
次の30年を見据え今後とも皆様の協力の元、千歳屋本店をよろしくお願い申し上げます。
千歳屋本店 5代目 水野一平